自閉症スペクトラム障害について

男の子

アスペルガー障害や自閉症などを含む、広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)は、2013年にDSMが改正され、自閉症スペクトラム障害という診断名に統合されました。

どのような症状が自閉症スペクトラム障害なのかをご説明します。

知能指数と自閉度による分類

自閉症スペクトラム障害は、『三つ組の障害』といわれる特徴を持っています。

  • 対人関係(コミュニケーション)の障害
  • 想像力(イマジネーション)の障害
  • 社会性の障害

これら3つの特徴を持ち合わせているのが、自閉症スペクトラム障害です。症状の程度は、1人1人違いますので、そこにIQ(知能指数)の数値を加えて位置づけをします。

自閉症スペクトラム

診断基準は、自閉度やIQの結果によりますが、検査結果は年齢や環境によって左右されることもあります。また分類分けした図は、はっきりとした境界線はありません。目安として参考になさってください。

三つ組の障害の主な症状

自閉症スペクトラム障害の大きな特徴である『三つ組の障害』をご説明します。この3つの特徴以外にも、さまざまな症状があります。個人により症状や程度の差はあるので、1つの目安としてご参考になさってください。

対人関係(コミュニケーション)の障害

✓ 空気が読めない
✓ 相手の気持ちを汲み取って話すことが苦手
✓ 言葉をそのまま受け止めるので、冗談や皮肉が通じない
✓ 言葉の遅れがみられる

相手の表情や気持ちを察しながら話すことが苦手なため、一方通行になりがちです。本人にその気はなくても会話している相手は、キャッチボールというよりもバッティングセンターのような会話に感じるでしょう。

想像力(イマジネーション)の障害

✓ 相手の立場になった考え方ができない
✓ 自分の言動で相手がどう思うか想像することが苦手
✓ こだわりが強く変化を嫌うので、臨機応変という言葉が全く似合わない

興味に偏りが生じたり、応用力が弱いです。相互的な遊びが苦手なため、1人遊びが好きになりがちです。

社会性の障害

✓ 協調性に欠ける
✓ 自分が分かっていることは相手も同様に分かっていると思いがちになる
✓ いくつもの作業を同時に行うことが苦手

マイペースなために、自己中心的や自分勝手に思われがちです。対人関係や想像力に欠けるために、社会性への障害にも繋がっています。

他に見られる主な症状

視覚優位 (耳での情報よりも目から入る情報を優先する)や、感覚過敏 (光・音・触覚など、特定の感覚が敏感になる)。そして感覚鈍痛 (過敏とは反対に、感覚が鈍く自覚しにくい)なども目立つ症状です。他にも、記憶力や計算力に優れていたりと、能力が突出する面もあります。

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文章で表現することが好きだということが高じて、ライター業という仕事に携わっています。 王様気分な旦那さま、そして3人のワラワラな子供達にアタフタしながらも、マイペースに動く自由奔放な母親です。

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